2017-03-13

File♯002 サロン運営_印南真帆【前編】

身体にちょっとした違和感がある時。日々の人間関係の悩み。不安な心をうまくコントロールできない時。慢性的な不調やイライラ。「病院に行くまでもないし、まぁ…しょうがないよね。そういうもんだよね」とあきらめて、放置していませんか?



東京都品川区。JR目黒駅から徒歩4分の場所に全国から心や身体に悩みを抱える多くの女性が救いを求めて訪ねてくるヒーリングサロン「さろん楓」がある。

「からだとこころはつながっていて、総合的なものだから、例えば肩こりや便秘などの症状だけをケアしても、根本的には何も変わらないんですよ」と穏やかな笑顔で迎えてくれたのが、今回のナリワイ人=印南真帆さんだ。

今でこそ_総合ヒーリングサロンを運営して多くの女性の悩みを解消している彼女だが、以前は自身の体調の不調に常に悩まされていたという。

 

このままの私では生きていけない。

学生の頃「1年の半分くらいはバイオリズムが低いよな」と友人に言われるほどパワーがなかった印南さん。20代は、金融機関向けの情報サービスを提供する企業に勤めて、新しいシステムをクライアントに提案し、活用方法を指導する業務を担当していた。エネルギーのなさを気力で必死にカバーしようとするも、常に何かに追われるようで余裕がなく、いつもなんとなくツラかったと振り返る。「もう、仕事終わりに遊びに出かけられる人が信じられなかったですよ」と今では笑って話せるが、その当時は深刻に「このままの私で生きていけるのだろうか…」と悩み続けていた。

屋久島の赤土で染めた「はに染め」の手ぬぐい。屋久島と「さろん楓」でしか入手することができない。こうした貴重な商品が「さろん楓」のラックにはズラリと並んでいる。

 

ずっと続けられる仕事、目には見えない心身の健全さに貢献する仕事がしたい。

1998年頃から日本に流行し始めていたリフレソロジーに注目し、仕事をしながらスクールに通い「リフレクソロジスト」の資格を取得した。でも、すぐに開業することに違和感を覚えていた印南さんは、偶然にもこのスクールを運営している会社の求人を見つけ、即座に応募したところ見事に採用を受け、前職を退職することとなった。「基本的に真面目だから、仕事はどんなことでも一生懸命にやる。だったら、好きな分野を仕事にしたほうが幸せだし、成長できると思ったのです」と当時を振り返る。

この会社では、リフレクソロジーなど各種ヒーリングのスクールやサロンを運営しており、全国で活躍するリフレクソロジストの声を取材したり、スクールやサロンの広告原稿を作成したり、スクールの実技や座学の教材を作ったり、自分の興味を最大限に追求しながらも、今までまったく経験のなかった取材、執筆、編集を体当たりで実践していった。身体の仕組みをわかりやすく伝えるビデオ製作など、伝えていくために自分自身が徹底的に学んだ知識、民間資格の現状など独立開業していくうえでのノウハウ、また、現場で働く人たちの姿、歓びの声、悩みや問題などを目の当たりにしたことが現在の「さろん楓」の揺るぎない根幹になっている。

「美ボディ体操」の一コマ。この当時の経験が今のワークショップに生かされている。

本を読んでも人は変われない。体験する場がなくちゃいけない。

自分が感じる、表現するということをどれだけ抑圧してきたかに直面した。子育てと並行して、自分の育て直しをするという真剣に自分自身に向き合った2年間が今の印南さんを支えているという。

そんな取り組みによって、自分のものの見え方や感じ方が変わり、家族関係、人間関係の在り方も変化していった。その当時、癒しやスピリチュアルがブームになり始めていて、癒しや心の成長に関する本もたくさん出版されていた。「読むともうすべての答え、メソッドが書いてある。でも、人が変われないのは感じる、表現するという実体験がないから。あたまで理解するだけでは人は変われない。実際に体験する場所が必要だ」そんな想いから誕生したのが、「さろん楓」だった。

そして、よちよち歩きの「さろん楓」を立ち上げ、彼女自身も大きく変化していくこととなる。

>>【後編】に続く。

【ナリワイ人=facecookページ】で最新記事の更新をお知らせしていきます。



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