走ることは生きること!小さな成功体験を積みかさねる事が高いレベルに達するカギ。


 

「人生で大切なことはすべてマラソンで学んだ!」読書レビュー!

本書は、東国原英夫さんが宮前県知事の時代に書いた一冊です。
著者の東国原英夫さんファンやマラソン愛好家に限らず、人生の岐路に立たされている全ての人に読んで欲しい一冊です。僕もランニングを始めた当初、感銘を受けた一冊です。

 

実体験を通して、いかに苦しさを克服できるか、そのヒントを掴む事ができる。

読み始めて直ぐに気づくのは、著者が発想の転換に優れているということです。ランニングやマラソンが苦手だと言う人は、苦しいイメージだけがクローズアップされてしまいます。ダイエットや健康のためにジョギングをはじめて、苦しいだけでは長続きしないのは当然です。

特に、マラソンのような長距離を走るとなると、余程のモチベーションがないと完走することは出来ません。いかに苦しさを克服できるか、著者の実体験を通してそのヒントを掴む事ができます。それはマラソンだけではなく人生においても相通ずることです。

マラソンは人生の縮図。目標やモチベーションを持つ事が大切。

著者がマラソンを始めたきっかけは、たけし軍団の頃に上岡龍太郎のテレビ番組に出たことです。上岡自身がマラソンに凝っており、著者にも勧めたわけです。そして、ゴールドコーストのフルマラソンに初参加し、死ぬ想いをしながら4時間かけてゴール。その経験が、彼の潜在的ポテンシャルに火をつけました。

もともと汗をかく事が好きな著者は、走ることは好きな時間に一人で汗をかける、絶好の機会としています。非常に手軽で道具も必要としません。マラソンは人生の縮図と言われますが、著者はそれを経験として実感するようになります。生きるためには水や空気が必要で、精神的には目標やモチベーションを持つ事が大切になります。

そして、心を慰めてくれる音楽や人との繋がり、そうしたものはマラソンをする上でも欠かせない要素となっているわけです。

僕は、なんだかムシャクシャしてる時や落ち込んだときこそ「えいやっ!」と走りに出かけると、走り終わったときは、ケロッとスッキリしています。

走れるエネルギーをなんとか捻出できれば、眠っている心のエネルギーもきっと目を覚ますはず。とにかく、まず外に出てみることだ。外に出て走ればいつもとは違う世界が目に飛び込んでくる。ちょっとスピードを上げて走ると苦しくなるだろう。それを紛らわすためにいろんなことを考えるのもいい。考える、それができただけでも、大きく前進している証拠だ。


 

達成感の重要性を実感させてくれる。

本書のなかで印象を受けたのは、走ることは体のためというより、心に与える影響が大きいことです。マラソンでなくても、ある程度の距離を走れば、それなりの充実感がわき起こります。

スポーツやビジネスなどでは、小さな成功体験を積みかさねる事が、高いレベルに達するカギだと言われています。まさに、日々のランニングは小さな成功体験の積み重ねになるので、確実にモチベーションアップにつながってくるといえます。

本書の中では、そうした達成感の重要性を実感させてくれます。そこに気がつけば、人生観が変わるわけです。

画像引用:dot.asahi.com

著者は、マラソンにおいて一つの目安である、サブスリー(3時間を切る)を目指していました。結果的には怪我などで達成できませんでしたが、次の目標を何歳まで走れるかに設定して、現在でもランニングを続けています。

やはり、頭の切り替えが大切なのだと教えられます。著者は走っている最中、音楽など聴くことはせず、風の音や世間の生活音を感じていると言います。そこには、走ることと生きる事が一体になった著者の姿があります。その姿を通して、明日から、いや今日からも実践したくなるような一冊になっています。

人生の岐路に立たされている全ての人。日々、最高のパフォーマンスで仕事を向き合いたい。そんな方にこの本をオススメします。

【もくじ】

・第1章:マラソンって人生に似ている
• 第2章:マラソンと人生のちょっとイイ関係
• 第3章:落ち込んでるヒマなんかない
• 第4章:マラソンと脳トレとメンタル筋力
• 第5章:走りながら休め!
• 第6章:転ばないことを考えるより転んでも起き上がれる自分になろう
• 第7章:さあ、走ろう。きっと見える世界が違うはず
• 第8章:僕のオススメ市民マラソンコースガイド

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